大泉洋、地元での苦い思い出明かす「ありがたみがない」

2021.4.10 08:45

舞台挨拶に登壇した大泉洋(9日・大阪市内)

(写真5枚)

俳優・大泉洋主演映画『騙し絵の牙』の舞台挨拶が4月9日に、「大阪ステーションシティシネマ」(大阪市北区)でおこなわれ、大泉と吉田大八監督が登壇。大泉が地元・北海道でのエピソードを披露した。

イベントでは来阪が叶わなかった共演の松岡茉優からメッセージが届き、MCが代読。「大ヒット舞台挨拶として北海道へ行って、大泉さんがどう迎えられるのか目撃したいのです」とのことだった。

北海道といえば大泉の出身地で、松岡も熱い歓声を期待してのことだったが、大泉の表情は曇り気味。「茉優ちゃんが言うほど、私が北海道で熱烈に迎えられるかっていうと、そうではないんですよね」と目を伏せる。

「昔、注目を集めてた頃に、舞台挨拶で色んな会場に行くと『ワー!』ってなってたわけです。でも、北海道は(観客が)ものすごく静か。彼らには私を見たときのありがたみがそんなにないんですね、ずっと見てますから。親戚におじさんみたいに見てるから、落ち着いて迎えられます」と、松岡の期待を一蹴する苦い思い出を明かした。

同作は、窮地に立たされた大手出版社を舞台に、騙し合いバトルをコミカルに描いた「逆転連発エンタテインメント」。敏腕編集長・速水を大泉が、翻弄されながらも食らいついていく部下・高野を松岡が演じる。同作は3月26日より全国の劇場で公開中。

映画『騙し絵の牙』

2021年3月26日(金)より全国の劇場で公開中
監督:吉田大八
出演:大泉洋、松岡茉優、佐藤浩市、ほか
配給:松竹

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