大阪・大川の名物・桜クルーズ、2年ぶりに再始動

2021.3.27 17:35

鍵を水へ投げ入れるために船上へ

(写真6枚)

『水都大阪川開きセレモニー』が、3月27日に「八軒屋浜」(大阪市中央区)で開催。2年ぶりに『大川さくらクルーズ』をはじめとする船運が再始動した。

大阪市内中心部を流れる川をロの字にめぐる『水の回廊』で、毎年1年間水辺で安心安全に遊べるよう祈願しておこなわれる同イベント。開花する桜を船上から眺めるクルーズが観光船各社から提供され、地元の人はもちろん、海外の観光客からも人気を集めてきた。

しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止に。今年は、感染防止対策を徹底することで、2年ぶりの開催に踏み切った。

「大阪水上安全協会」会長・清家將之さんは、「去年は1年で一番大阪に人が集まる時期に川開きや桜クルーズが開催できず、観光船各社とてもダメージがありました。今年はにぎわいを取り戻し、通常の桜の時期の大阪を楽しんでほしい。船から見る桜は気持ち良いです。ほんのひととき、水上で楽しんでもらえたら」と川開きへの喜びを話す。

オープニングセレモニーではお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣も登場。扉を開けるための道具である「鍵」を「川開き」にかけて、ゴールドの鍵を川に投げ入れ、安全を祈願した。早速、水上にはさまざまな船が行き交い、多くの人が水上からの花見を楽しんでいた。

3月27日から4月11日まで『はちけんやお花見フェスタ』がおこなわれ、クルーズやSUPで花見ができるほか、マーケットなどで買い物も楽しめる(一部イベントは土日のみ開催)。詳しくは公式サイトにて。

取材・写真/野村真帆

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