体感型の「最果タヒ」展、大阪限定で阪急電車の詩グッズも

至る所に詩が展開された空間を、読者が歩き回って体験するインスタレーションに
スマートフォンで詩を書き、SNS世代の若者に人気を誇る謎の現代詩人・最果タヒ。彼女の詩の展示『最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。』が3月5日から、「心斎橋パルコ」(大阪市中央区)で開催される。
彼女の詩集をもとに制作された池松壮亮と石橋静河のW主演の映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)で幅広い層に認知され、新たなファンを獲得した彼女。ほかにも、音楽やアートなどさまざまなメディアと融合し、数々の新しい詩の運動をまき起こしてきた。
今回の企画展は、会場内の至るところに詩が展開された空間を、読者が歩き回って体感するインスタレーション。最果曰く「詩になる直前の言葉たち」がふわふわと浮いており、それらを追いかけることによって、「与えられた言葉」が「自分だけの言葉」へと変容していく体験ができる。
そのため、歩くスピードや空調、タイミングによって出合う言葉はさまざまで、イベント担当者は「来るたびに言葉に違った意味や印象を持つので、リピーターの方も多いです。一度この空間に入ると何時間でも居られるようです」と、来場者は自分だけのものとなった言葉とじっくり向き合っているという。

併設ショップでは、大阪開催に合わせて彼女が書き下ろした「阪急電車の詩」「梅田駅の詩」「烏丸駅の詩」「宝塚駅の詩」「三宮駅の詩」の限定ポストカードセットを販売。地下1階エントランス横の「THE KITCHEN」では「高級芋菓子しみず」とのコラボパフェも登場する。
会場は「心斎橋パルコ」14階のイベントホール。期間は3月21日までで、一般800円、ミニ本付チケット1800円。元乃木坂46の女優・伊藤万理華らゲストを迎えての対談・朗読イベントについては公式サイトにて。
『最果タヒ展 われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。』
期間:2021年3月5日(金)〜21日(日)
時間:10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は18:00閉場)
会場:心斎橋パルコ 14階 パルコイベントホール
料金:一般800円、ミニ本付チケット1800円
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