『グリム童話』などを描いた、スイスの絵本展が神戸で

2021.2.4 06:15

ハンス・フィッシャー 絵本『こねこのぴっち』より 小さな絵本美術館蔵 ©ハンス・フィッシャー

(写真6枚)

絵本ファンは注目! スイスを代表する絵本画家による展覧会『こわくて、たのしいスイスの絵本展』が、「神戸ファッション美術館」(神戸市東灘区)で1月30日より開催されている。

本展で紹介されるのは、エルンスト・クライドルフ(1863~1956)、ハンス・フィッシャー(1909~1958)、フェリックス・ホフマン(1911~1975)の3人だ。

クライドルフはヨーロッパにおける絵本原画の先駆者とされており、アルプスの花々を擬人化した『花のメルヘン』で知られる。フィッシャーは勢いのある線描を重ねる描法が特徴で、『ブレーメンのおんがくたい』や『こねこのびっち』などの代表作が有名だ。ユーモラスな作風のホフマンは、『おおかみと七ひきのこやぎ』が日本でも知られている。同作は彼が自分の子どもに贈るために描いたもの。ほかには『スイスの伝説』も有名。

本展は、「小さな絵本美術館」(長野県)の協力のもと、絵本原画、手描き絵本、初版リトグラフなど約150点が展示される。彼らの作品に息づくスイスの文化や、怖さのなかにある楽しさ、楽しさのなかにある怖さを楽しみたい。また「神戸ファッション美術館」では、ドレスコレクション展『山に暮らす人びと』も同時開催される。こちらも併せてどうぞ。期間は3月28日まで、料金は一般1000円。

文/小吹隆文(美術ライター)

『こわくて、たのしいスイスの絵本展』

期間:2021年1月30日(土)~3月28日(日)※月曜休
時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで 
会場:神戸ファッション美術館 (神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
料金:一般1000円、65歳以上・大学生500円、高校生以下無料
電話:078-858-0050 

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