六甲の人気店によるチョコ・ブランド、新たな人気手土産に

2020.12.20 11:15

オーナーの遠藤さんをはじめ、スタッフはネクタイにベスト、サロンエプロンスタイルがおしゃれ

(写真12枚)

全国各地からで人気を集める六甲のバターサンド店「ボンボンロケット」(神戸市灘区)が、新たに手がけたチョコレート菓子店「クイーンズジェット」。11月27日にオープンしてから連日完売するほど人気となっている。

たっぷりとカラフルなバタークリームを挟んだバターサンドを生み出したオーナーの遠藤教史さんが、持ち運びがしやすく、手土産にも喜ばれるようチョコの洋生菓子を構想し、約2年かけて実現。それが看板商品となるシェルチョコレートケーキだ。

「イギリス・ロンドンの紳士服が集中する地域サヴィル・ロウ界隈にパティスリーがあったなら・・・」をコンセプトに、イギリスの仕立て屋をイメージしたクラシックな店内のケースに並ぶのは、一見大きなチョコレート。「見た目が斬新なニュースイーツをあえてクラシックな店舗で販売する、そのギャップも楽しんでほしい」と遠藤さん。

一見すると美しいチョコレートバーのような、シェルチョコレートケーキ。「ベルコラーデ」のカカオ含有量の違う2種をブレンドした「ミルク」と「スイート」をシェル(殻)の部分に使用

「甘さ、味、香り、余韻があって昔から好きなんです」とベルギーの「ベルコラーデ」を使った、薄いチョコレートのシェル(殻)のなかには、ソース、クリーム、ガナッシュ、スポンジ生地。外側のシェルはパリッとしたチョコレートで、そのシェルをフォークでパリッとシェルを割るとなかからソースが流れ出てくるのも魅力だ。

伊藤久右衛門の抹茶を使用した「宇治グリーン」や、甘酸っぱい「ラズベリースイート」、爽やかな酸味の「オレンジジェット」など約14種類。冷蔵で1週間の賞味期限のシェルチョコケーキほか、スライスチョコレートケーキなど商品は、すべて地方発送も可能。営業時間は、11時〜18時(売り切れ次第閉店)。場所は阪急六甲駅から徒歩約3分。

取材・文・写真/いなだみほ

「クイーンズジェット」

2020年11月27日(金)オープン
住所:神戸市灘区八幡町2-6-12
時間:11:00~18:00(売り切れ次第閉店) 日・月・木曜休み
電話:078-771-4915

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