コロナ禍で売り上げが3倍に、正月遊び「凧揚げ」が再注目

2020.12.22 07:15

大阪・淀川の河川敷で、初めて凧揚げに挑戦。頭と体を存分に使う遊びで健康的なところも魅力だと改めて感じた (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

(写真4枚)

新型コロナウイルス感染防止の観点から、3密(密閉・密集・密室)を避けるため外遊びが推奨される今冬。そんななか、昔ながらのお正月の遊び「凧」に注目が集まっているという。

例年の約3倍もの売り上げを記録していると話すのは、1970年代から西洋凧を製造・販売してきたおもちゃメーカー「株式会社オンダ」(本社:東京都台東区)。同社は毎冬、人気キャラクターがプリントされた「キャラクターカイト」(780円)を販売している。

常務取締役・恩田さとこさんによると、「凧は1995年ごろまではよく売れていたおもちゃですが、娯楽の多様化で市場規模は縮小していました。また、これまで凧は子どもたちがお年玉をもらってから買われることがほとんどで、年始の動きが大きいおもちゃなんです」という。

ところが、「今年は11月初旬から売り上げが好調で、『鬼滅の刃』の絵柄も販売したことが理由か?」と、恩田さんが市場動向を調査してみたところ、どのキャラクターの凧も売り上げを伸ばしており、コロナ禍における市場の変化を感じるという。

「運動不足の解消、また3密を回避できる遊びとして注目されているようです。最近では、親御さんでも凧で遊んだことがない方もいらっしゃると思います。この機会に凧の魅力を知っていただき、お正月に限らず冬の外遊びの定番になればうれしい。親子で楽しめるおもちゃなので、ぜひ一緒に遊んでみてほしい」と、凧揚げの楽しさを知って欲しいと話す。

骨を1本取り付け、風の強さに合わせた場所に紐を取り付ける(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

同社の『キャラクターカイト』は、大手量販店で販売中。河川敷やグラウンドなど、木や電柱がない広い場所での使用し、周囲への配慮やマナーを心がけて楽しみたい。

取材・写真/野村真帆

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