映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開から５９日目の１２月１４日、興行収入３０２億円を記録。国内で３００億円を突破した作品は、映画『千と千尋の神隠し』に続き２作目となる。

１０月１６日の公開から４５日目に興行収入２７５億円を突破し、映画『タイタニック』を抜き去り歴代興行収入２位にランクイン。原作コミック最終巻の２３巻は初版３９５万部、累計発行部数は１億２０００万部を超えるなど、今まさに一世を風靡している作品といえるだろう。

興行収入２００億円を達成した１１月初旬頃から、主要キャラクター・煉獄杏寿郎を「３００億の男に」と、劇場に足を運ぶ人も少なくなかった同作。悲願の３００億円突破にＳＮＳは、「ついに突破！ 早ければ来週には千と千尋超えか」「すげ〜！ 歴史的瞬間だ」「３００億の男〜！！！ 煉獄さんおめでとう」と、祝福の言葉が続々と投稿されている。

その一方、「ほんとにめでたいね！ でも、まだまだ見に行きます」「まだ新たな入場特典もあるし、楽しみだ」「年末年始も鬼滅に決まりだな！！！」と、さらなる高みを目指す人も多いよう。

１２月２６日からは香りや振動、風などさまざまなエフェクトで映画が楽しめる「ＭＸ４Ｄ・４ＤＸ」の上映も開始され、興行収入３０８億円で首位に輝く映画『千と千尋の神隠し』に迫る勢いも拍車がかかりそうだ。（C）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable