御堂筋の側道片側が閉鎖、万博に向け歩行者空間に整備

会見でのフリップより「御堂筋の側道歩行者空間家に向けた側道閉鎖・社会実験の実施」(11月19日・大阪市役所)
大阪のメインストリート・御堂筋の道頓堀橋北詰交差点から難波交差点までの側道約200mが、工事に向けて12月3日から閉鎖。歩行者空間として整備されることが11月18日の大阪市長定例会見で発表された。
大阪市の繁華街、キタの梅田とミナミの難波を結ぶ大きな幹線道路の御堂筋。5車線の車道の両サイドを植裁帯と側道で構成され、車道は合計7車線もある。
今回整備される側道は、大阪を代表する観光名所であるグリコネオンサインや「大阪松竹座」などがある区画に面する部分でもあり、現在も多くの人が行き来している。
工事では側道の片側(東側)をつぶして、歩行者空間に切り替え。これにより歩行空間が広がり、自転車通行空間も整備され、安全で快適な空間になる計画だ。工事に取り掛かるのは、2021年1月初旬から。5月頃に完成を予定している。
また工事に先立ち、すでに整備が完了している千日前通りから難波駅前までの歩行者空間で11月28日から社会実験『御堂筋チャレンジ2020』が実施。周辺の利用者の行動歴などを検証するという。
12月12日からは道頓堀川から千日前通りの東側区間も追加される予定で、道路空間にベンチなどを設置し利活用状況や歩行者の通行状況などが検証されるという。
大阪の松井一郎市長は、「御堂筋を世界に誇れる空間にし、都市の成長をけん引するストリートとしてポテンシャルが上がる。今回の取り組みは周辺の商店街と連携し、歳末に向けていろいろなイベントとの相乗効果で、御堂筋を起点とした周辺エリアの活性化の契機にしたい」と期待を寄せた。
府では、2025年の『大阪・関西万博』を目標に、この道路空間を市役所の手前の淀屋橋交差点まで整備する計画となっている。
取材・文・写真/岡田由佳子
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