大阪・梅田の商業施設「ルクアイーレ」（大阪市北区）内に、初となるアウトドアゾーン「ルクア アウトドア フロム アルビ」が１８日、オープン。１０店舗が同施設６階に集結し、アウトドアビギナーから上級者まで楽しめる専門店街として運営される。

かつては、ファストファッションブランド「フォーエバー２１」が入っていた同エリア。今回のリニューアルでは、大阪駅の改良工事に伴い今年８月３０日に閉館した商業施設「アルビ」内のアウトドアショップが移転したほか、新店も増えてパワーアップ。

日本初進出となるアメリカ・ポートランドのアウトドアブーツブランド「ダナー」をはじめ、アウトドアメーカー「スノーピーク」と釣具・アウトドア用品メーカー「フォックスファイヤー」による初のコラボ店舗、また広島生まれのキャンプ道具メーカー「野良道具製作所」などが関西初登場し、注目が集まる。

また、同施設以外にもアウトドア用品を取り扱う店舗が増えている大阪・梅田エリア。他店との差別化を図るために、エスカレーター横の４箇所にイベントスペースを用意。初心者が気軽に楽しめるきっかけとして、ワークショップなどを定期的に開催する予定だという。

さらにこのコロナ禍で、家のベランダを活用する「ベランピング」やアウトドアに興味を持つ人が以前よりも増加。それに伴い、グッズへの関心が高まっており、初心者が気軽に質問できる掲示板も設置された。

フロア開発担当者は、「これまで大阪駅エリアでギャレ大阪、ＡＬＢｉと約３０年間通い続けてくれた方も多い。今回の移転では、上級者の方はもちろん、初心者の方や馴染みのない方まで、より幅広い層に楽しんでいただけるよう工夫している」と、近年のアウトドア需要を満たす場にしたい考えを述べた。営業時間は１０時半〜２０時半。

取材・写真／野村真帆