大阪が飲食店のコロナ対策を調査、GO TOに向け20人体制で

2020.9.17 11:45

定例会見のフリップより「飲食店における感染防止対策の取組み」(9月16日・大阪府庁)

(写真3枚)

大阪府は9月16日、『GO TO EATキャンペーン』と府独自の飲食店応援施策がスタートすることに併せ、府内飲食店に対して感染防止対策の現地確認をおこなうと発表。12月末までの目標は2000店舗で、9月に5班10人、10月は10班20人体制で実施されるという。

今回の対象店舗は、「感染防止宣言ステッカー」と「大阪コロナ追跡システム」を導入している飲食店。大阪府の吉村洋文知事はこの日の定例会見で、「ステッカーがあっても感染症対策をとっていないのでは、という意見も多かった。キャンペーンは公金が投入されるため、対象店舗にはきちんと対策をお願いする」と説明した。

また実施する意味については、「大阪市内は賃料も高く、小さな店だと対策を取れないこともある。『席の間隔を開けたら赤字やんか!』という店も多い。追求するのではなく、移動式のパーテーションや数千円で用意できる安価な仕切りなど、色々なやり方をアドバイスすることで、条件を満たせる。感染症対策をとれる店を増やせるよう支援したい」と、思いを語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

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