８月に増設オープンした「りんくうプレミアム・アウトレット」内に、モバイルハウス「住箱ーＪＹＵＢＡＫＯー」が登場。すでに週末は予約で埋まっており、コロナ禍のためか大阪府内からの宿泊者がほとんどを占めているという。

アウトレットのシーサイドパークに隣接してオープンした、人気アウトドアメーカー「スノーピーク」（本社：新潟県三条市）による西日本最大級店舗「スノーピーク大阪りんくう」。

テントやテーブル、調理器具などの物販ショップをはじめ、アウトドア料理を提供するレストラン、グランピングを通して、アウトドアを普段の生活にも取り入れるライフスタイルを発信する。

建築家・隈研吾氏によってデザインされたモバイルハウス「住箱ーＪＹＵＢＡＫＯー」は全５棟。室内には、ベッド・洗面台・エアコン・冷蔵庫が完備され快適に過ごせるようになっており、初心者でも安心してアウトドアにチャレンジできる。

また目の前に大阪湾と関西空港が臨むロケーションで、モバイルハウス内からはもちろん、併設されているテラスから海の眺めを存分に楽しめるのも魅力のひとつだ。

食事付きのプランでは、広々としたテラスでＢＢＱ、または併設されたレストラン「ｓｎｏｗ ｐｅａｋ ｅａｔｓ」にて提供されるフルコース料理が夕食として選択でき、朝食には住箱内に用意されている「ＨＯＭＥ＆ＣＡＭＰバーナー」と「ホットサンドクッカー」を使って作るホットサンドセットも。

副店長の高樋史一さんは、「ショッピングモール内のアウトドア施設と初めての試みですが、アウトドアを始める入り口となればうれしい。将来的には、１日１組でも本格的なテントキャンプが案内できるようにしたい」と今後の野望を話す。

宿泊は１人１泊１９０００円〜、１棟定員２名（子どもの添い寝は可能）。予約はホームページから受付。

取材・文・写真／野村真帆