人気の高級パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」と「ザ・リッツ・カールトン大阪」（大阪市北区）によるアフタヌーンティーが９月１日からスタート。今回は同ホテルで３回目のコラボ、約４年ぶりの開催となる。

その巧みな技術、食材の組み合わせの発想力などから「パティスリー界のピカソ」と称されるピエール・エルメ氏のブランドとあって、過去２回は連日満席が続いたほど話題に。近年は日本の食品や飲料メーカーとのコラボも増え、知名度が上昇。そんななか本来のブランドらしい贅沢な味わいをホテルで味わえるとあって、改めて注目を集めそうだ。

今回のテーマは、パリの伝統菓子と秋。ショコラやマロンなどを使用した、ひと足早く秋を感じられる内容に。なかでも注目はコラボのために考案された、カシスとショコラを組み合わせたマカロン。カシスの酸味が、ガナッシュショコラの香りとまろやかさをひきたて、大人な味わいとなっている（９月中旬からグルメショップでも購入可）。

また、軽食となるセイボリーは同ホテルのジル・ペリン総料理長が監修。フランスをイメージし、キッシュや、フォアグラやトリュフを使ったメニューも。広報担当者は、「まだ始まったばかりなのですが、お客さまには『ピエール・エルメなら間違いない！』と思っていただけるよう、頑張っております」と意気込む。

『ピエール・エルメ・パリ　アフタヌーンティー』は、１階のロビーラウンジにて１１月５日まで。料金は５６９２円（税・サービス料別）、要事前予約。また、「グルメショップ」では、同ブランドの代名詞ともいえる「イスパハン」（９００円・税別）をはじめ、３種類のスイーツを９月中旬から期間限定でテイクアウトできる。

取材・文・写真／二木繁美