大阪・梅田の劇場がオンライン生配信で再開、無観客の朗読劇

2020.7.19 09:15

空晴のリーディング芝居『一番の誕生日!』の出演者。左から駒野侃、小池裕之、南川泰規 写真/衛藤キヨコ

(写真1枚)

新型コロナウイルスの影響で、4月から休館していた小劇場「HEP HALL」(大阪市北区)。8月から演劇公演を再開するプレ企画として、大阪の劇団「空晴(からっぱれ)」のリーディング芝居『一番の誕生日!』の無観客公演を、オンラインで生配信する。

今回の配信は、緊急事態宣言で営業を自粛した民間劇場やライブハウスの配信事業を、大阪府が助成する「大阪府文化芸術活動(無観客ライブ配信)支援事業」で実現。同劇場と縁が深い空晴のレパートリーのなかでも、内容が親しみやすい上、役者同士がソーシャル・ディスタンスを保った状態でも上演可能な、この作品に白羽の矢が立った。

『一番の誕生日!』は、2007年の劇団旗揚げ時に上演された朗読劇。病院で出産を待つ3人の男たちのなかで、子どもの父親は果たして誰なのか? という謎解き要素もありつつ、新しい命が生まれる喜びを反映した、ハッピーなコメディとなっている。

作・演出の岡部尚子は、「誰もがほっこり笑って、ジンワリできる作品だと思います。舞台セットや、役者の動きがほとんどないのを逆手に取って『実はこうでした』ということができるのが、朗読劇の面白さ。上演時間も40分程度なので、朗読劇が苦手という人も、観たことがない人も、ぜひ気軽に観てほしいです」と呼びかけた。

生配信は7月25日の16時と20時の2回で、料金は1500円。同劇場では、26日も「劇団ステージタイガー」の虎本剛が演出する2人芝居『保健室で抜く男子高校生の話』を配信する。

取材・文/吉永美和子

空晴 リーディング芝居『一番の誕生日!』

日時:2020年7月25日(土)・16:00〜/20:00〜
会場:HEP HALL(大阪市北区角田町5ー15 HEP FIVE 8F)
料金:1500円
電話:06-6366-3636

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