大阪の心斎橋筋商店街に７月１１日に、突如現れた長蛇の列がＳＮＳで話題に。チーズケーキ専門店「焼きたてチーズタルト専門店 ＰＡＢＬＯ（パブロ） 心斎橋本店」（大阪市中央区）が、１１・１２日限定で通常９００円の商品を１０円で販売したのが理由だ。

その商品とは、ふわとろ食感でサクサクのタルト生地が人気の、看板商品の直径１５ｃｍの「パブロチーズタルト」。オープン時から行列ができるほど人気で、インバウンドの観光客は買ってそのまま食べ歩きするという光景もコロナ禍以前は当たり前の光景だったそう。

今回は１０周年記念と、タピオカチーズティー専門店「ＴＡＰｉＣｉ ＴＥＡ ＳＴＡＮＤ（タピチ ティースタンド）」併設リニューアル記念として実施。「大判振る舞いで最初は１００円でという話だったのですが、つい１週間前に、１０周年だから潔く１０円で販売することが決まりました」と広報担当者は説明する。

オープン時の１３時前から行列ができ、ＳＮＳでは「謎の行列ができてたから調べたらＰＡＢＬＯの１０円に並んでいるのか」「時間があったから並んだ」「諦めて、今度普通に買う事にします」といったコメントが続出した。

数量は公表しておらず、相当数準備したそうだが１６時前後には完売して閉店したとのこと。１２日にも、同様に１３時から１人１個限定・１０円で販売し、売り切れ次第終了。