福岡を拠点に活動するアイドルグループ・ＨＫＴ４８が、顔認証システムや運営ノウハウを活用したサービス『オンライン握手会』を実施することが８日、発表された。

『ＬＩＮＥ ＬＩＶＥ』の機能を活用し、握手会やトークイベントをそのままオンライン上で体験することができるチケット制ライブ『ＬＩＮＥ Ｆａｃｅ２Ｆａｃｅ』を先日発表した「ＬＩＮＥ」（本社：東京都新宿区）。

共同開発の「Ｓｐｒｏｏｔ」（本社：東京都港区）が導入する『オンライン握手会』は、ファンとメンバーが１対１のビデオトークを楽しむことが可能。また、フェイスフィルターを付けて一緒に遊んだり、花束や手紙といった応援アイテムを送るなどライブ配信だからこそ楽しめることも多く、これまでの握手会以上の「ワクワク感」を体感できるという。

ＨＫＴ４８による『オンライン握手会』は、１３ｔｈシングル『３−２』発売記念で開催予定だった握手会が新型コロナウイルスの影響で延期となり（日程は未定）、ファンと少しでも交流ができるように企画された。ＣＤに封入されているイベント参加券を同イベント用に交換すると参加できる。

ＳＮＳでは「メンバーも安心だし仕方ないか」「並ぶこともなくなるし楽かも」という意見がある一方、「並んでるときのドキドキはリモートでは味わえない」「会場に向かうまでのワクワク感とか友だちとの会話とか、そういう思い出が作れなくなるのはきつい」など、対面での握手会の醍醐味を語る声も多くあがっている。