カメムシ大発生注意報! 簡単な対策でホイホイ駆除

2020.6.6 20:15

筆者もカメムシホイホイを自作。カットした部分を逆さに向け、テープで固定するだけ

(写真2枚)

建物の壁や洗濯物など、ふとしたところに潜み異臭を放つ「カメムシ」。6月1日、カメムシ大発生における病害虫発生予察注意報が兵庫県全域で出され、農作物への被害や家庭内への侵入が懸念されている。そんな厄介な害虫・カメムシを簡単に捕獲・駆除できる方法がSNSで多数投稿された。

◆ ペットボトルで作る名器「カメムシホイホイ」

「カメムシ対策必需品のカメムシホイホイ。その名器たる所以をぜひ見て欲しい」と、2019年秋に自作のカメムシホイホイでカメムシを捕獲する様子をSNS上に投稿し、今回の注意報をきっかけに再び注目を集めたのは、兵庫県の但馬地域で畜産業を営む田中一馬さんのツイート。

なぜこんなにおもしろいくらい吸い込まれていくのか? これは「昆虫が敵から逃げるために下に落ちるという習性」を利用したもの。同器を近づけるとなかに落ちて戻れなくなるという。カメムシにそっと近づけるだけで、コロンと落ちていく様はまさに名器そのものだ。

田中さんのツイートのリプライには、「これは素晴らしい!」と称賛する声のほか、「ペットボトルのなかに中性洗剤などを入れておくといい」「水を入れておくと戻ってこない」など、臭いがする前に駆除する方法をシェアする人も。

田中さんの動画にあるように、カメムシホイホイはペットボトルがあれば誰でも簡単に自作可能。準備するものはカッターやハサミ、ペットボトルとテープのみ。

まず、ペットボトルの上部3分の1ほどをカット。口を付ける部分を下に向けて、ペットボトルの残りの部分に合わせてテープで固定するだけで完成。直接触れずに捕獲できるので、虫が苦手な人にも助かる方法だ。

◆ カメムシ専用の殺虫剤でまず侵入を防ぐ!

「何がなんでも家のなかに入ってきて欲しくない!」という方におすすめなのが、カメムシの侵入を防ぎ、駆除までできるカメムシ専用の殺虫剤「カメムシ博士」(4400円)。

「カメムシ博士」(4400円)は塗布するだけでカメムシの侵入を防ぎ、駆除してくれる

手袋、薬剤、刷毛、容器がセットになっており、薬剤を網戸や窓枠などに塗布するだけで、カメムシの侵入を防ぐだけでなく、駆除までできるという。

同商品を販売する「アイ・ビー・アール」(本社:神戸市兵庫区)の沼澤忠社長によると、「塗布する対象物にもよりますが、効果はアルミなどの金属なら2カ月ほど。木材ならもっと長く効果が持続します。家のなかにカメムシが入ってくるようになったら効果が切れた目安です」とのこと。

長い効果はもちろん、人には安全な薬剤を使用しているので安心。現在ネット販売のみの取り扱いとなる。

そのほか、殺虫剤(臭いが気になる人は瞬時に凍結させる「凍結スプレー」)の使用や、カメムシはハーブ系の香りが苦手なため、ハッカ油を水などで薄めてスプレーで吹きかける、などさまざまな駆除方法がSNSで拡散されている。

駆除したカメムシはどうする?

2〜3匹の駆除ならゴミ箱にポイで良さそうだが、大量に駆除した場合はどのように処理したらいいのだろうか。カメムシなどの病害虫について詳しい兵庫県病害虫防除所の冨原さんによると、「基本的には燃えるゴミに捨ててOKです。庭などがある方は土のなかに埋めても。駆除に使用したペットボトルなどは各自治体のルールに則って分別を」とのこと。

また、「カメムシは基本的には夜行性で、光にあるところに反応して近づいてきます。家に入らないように、カーテンをしっかり閉めてなるべく光が外に漏れないようにすると効果的です」と家のなかの侵入を防ぐためのアドバイスも。

これから秋にかけて増え続けると予察されるカメムシ。カメムシホイホイなど手軽にできるものから対策をはじめてみては?

取材・写真/野村真帆

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