新型コロナウイルスの影響で休館中の水族館「海遊館」（大阪市港区）。大阪府が緊急事態宣言の区域から解除されたことを受け、６月１日から営業を再開する。

３月２日から臨時休館していた同館。府の定める感染拡大にかかる標準的対策に対応した準備を整え終えたことから、再開を発表。対策としては、入館券を ＷＥＢ販売の時間指定券に限定し入館者数を制限する（当面は５日前からの販売）。

ほか、換気装置と扉の開放で最大限の換気、サーモグラフィカメラによる入館前の検温の実施、イベントの中止など、「三つの密の回避」と 「新しい生活様式」に従って、慎重に運営していく。

「天保山マーケットプレース」「天保山大観覧車」「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」など同館周辺施設も６月１日から営業を再開（営業時間は異なる、帆船型観光船サンタマリアは６月６日から土日のみ営業）。

また、大阪の商業施設「ＥＸＰＯＣＩＴＹ」（吹田市）にある海遊館プロデュースのミュージアム「ニフレル」も、同様の対策をして６月１日から再開する。