Jウイイレ最終節、三浦逆転勝利でガンバ大阪が初代王者に

2020.5.17 16:00

本物の試合さながらの後半アディショナルタイム弾での優勝決定(写真提供:MBS)

(写真6枚)

関西Jリーグ4チームがサッカーゲーム『eFootball ウイニングイレブン2020』でリモート対戦し、3週にわたるLIVE配信でリーグ中断中のJリーグファンの心を埋めてきた『Jリーグ eSports ONLINE』。その最終節が16日に行われ、劇的な展開で京都サンガを制したガンバ大阪が初代王者に輝いた。

ガンバを操ったキャプテン・三浦弦太選手は、京都サンガ・飯田貴敬選手に先制点を与えるなど序盤は翻弄されるものの、徐々に対応。「食いつくな!」「ファール!」と叫び、ゴールを決めると左手を突き上げ歓喜。普段のクールな印象とは異なる熱い一面を見せた。

そして2ー2で試合最終盤の後半アディショナルタイムに突入。優勝のために勝利が必要なガンバは、ロングカウンターで右サイドを小野瀬が突破。無尽蔵のスタミナでペナルティエリアに侵入すると、そのままゴール左隅に流し込む劇的弾。2ー3の勝利でガンバが逆転の初代王者に輝いた。

試合後の三浦は興奮冷めやらぬ様子で、「先制されたときはめちゃくちゃ焦りましたけど、積極的に攻めるガンバのスタイルを出せた」とコメント。

引き分ければ優勝だった飯田は、2ー2の場面に「パスまわして逃げ切れば良かったのに攻めてしまって、上月(壮一郎)が上がったスペースを小野瀬選手に使われてしまった」。解説の加地亮は「2ー2でのラスト10分がこの試合の全て。実際のゲームでもあり得る展開」と劇的な試合を振りかえった。

最終戦の後半アディショナルタイムまで優勝の行方が分からなかった最終節は、LIVE配信の視聴者数が速報値で100万人を突破するなど大きな盛り上がりを見せた。次シーズンへの期待も膨らむこの大会の模様は、6月11日および18日・深夜1時59分から、MBSテレビ『YUBIWAZA』にて放送される。

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