新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テイクアウトやドライブスルーの需要が高まる飲食業界。「神戸ポートピアホテル」（神戸市中央区）では、レストランメニューのドライブスルーを５月２日からスタートした。

現在はレストランを５月２０日まで休業し、一部のみ時間を短縮して営業する同ホテル。「ダイニングカフェ ＳＯＣＯ」のシェフが手掛けるテイクアウトを４月からスタートし、「ハンバーグステーキ デミグラスソース」、「ポークグリル トリュフ風味のバルサミコソース」（共にライス付、１６２０円）など、ホテルらしさを活かしたメニューを販売している。

徒歩で周辺の住民や企業で働く人々が、ランチや晩ごはんとして購入することが多いそうだが、今回のドライブスルー導入によって、「ちょっと遠方の方も気軽にご利用できれば」と担当者。ホームページで事前に決済すると、１階の正面玄関で受け取ることができ、予約は引き取りの３時間前まで。

また、カフェ＆テイクアウト店「デリカテス アラメゾン」では「ステーキ重」（９７２円）や気軽なサンドイッチなどのテイクアウトメニューも登場。日本料理「神戸 たむら」では、３日前までに予約すれば特製弁当（３５００円〜）を平日限定で購入できる。共に、「デリカテス アラメゾン」での引き取りとなる。いずれのサービスも５月３１日まで予定。