ドラマ『M』で一躍脚光、安斉かれん「ヘコむことは全然ない」

自宅からオンラインインタビューを受ける安斉かれん
──マックス・マサと初対面するシーンで、マサから「なんで俺を睨むんだ」と詰められて、アユが「あなた神様ですか」と食ってかかる。業界人の考え方や態度に対する感情がむき出しになるところですけど、あの場面での安斉さんの目つき、口調が印象に残っています。
実際に私も「何だ、この人は」と不信感を持つような大人と出会ったこともあります。でも、自分も物事を知らなさすぎたところもあったし、いろんな経験を重ねて周りが少しずつ見えるようになってからは、どんな態度をとられても、まずは相手を理解しようとすることを心がけています。あと私は、言いたいことがあっても、言葉に出さずにため込むタイプなんです。アユのように食ってかかることはないですね。
──あのシーンで、アユは「いま自分がやっていることに、自分がワクワクしていない」と言い、その満たされなさが、原動力になっていますよね。
逆に人生ですべて満たされるってことってあるのかな? 私は今までも、そしてこれからもないと思う。最高潮という瞬間はなかなか来ない気がします。

ポスギャル・安斉かれんが思う「ギャル」
──話のモデルである浜崎あゆみさんは「平成の歌姫」へのぼりつめ、ギャルたちのあいだで「カリスマ」として存在感を放つように。安斉さんも次世代型ギャル「ポスギャル(ポストミレニアルギャル)」と称されていますが、ギャルとは?
ギャルとは、かぁ・・・マインドかな?
──「ギャルのマインド」というのは、どういうものですか。
うーん、分からない(笑)! だけど、具体的じゃないものがギャルなんです。「うちらギャルっしょ」と言っちゃえばギャルだし、ギャルに根拠はないんじゃないかな。
私は、自分でそこまでギャル感はないと思っていたんです。それでも小学生のときから当時流行っていたギャル系の雑貨が好きだったし、つけまつ毛とかつけていました。好きになるものに理由はないし、やっぱりマインドなんです。ただギャルは、自分が好きなものをとことん貫いているイメージはあります。

──でも、聴いていた音楽はギャルっぽくなかったんですよね。これまでのインタビュー記事を読んだら、初めて行ったライブがローリング・ストーンズだったという。確かにギターのキース・リチャーズは、ファッションがギャルっぽいですけど 。
アハハハ(笑)、ウケる!
──そのお返事、まさにギャルですね! ちなみにストーンズはお父さまの影響だそうですが、日常的にそのあたりの音楽を聴いていたんですか。
そうですね。お父さんが車で曲をよく流していました。ローリング・ストーンズや、ハノイ・ロックスとか。当時は自分もそういう曲ばかり歌っていました。だから今、『avex revival trax』で1990年代のエイベックスの曲を歌っていますが、まわりの大人の人たちは懐かしいと言うけど、私のなかではすごく新しい感覚です。
リバイバル・コンピ・アルバム『avex revival trax』
2020年5月13日(水)リリース
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