考古学的な再現度に驚き、エール主人公が作曲のオリジナル曲
2020.4.29 07:00

第12回より、オリジナル曲の作曲に勤しむ裕一(窪田正孝)(C)NHK
(写真14枚)
数々の映画メディアで活躍し、本サイトLmaga.jpの映画ブレーンでもある評論家・ミルクマン斉藤。映画の枠に収まらず多方面に広く精通する彼は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)も注意深くチェックするという。この春スタートした『エール』について、第3週(4月13日〜17日放送)を観て思うところを訊いた。
第3週「いばらの道」
前週の終わりで時代はワープ、3年後の大正15年(1926年)、関東大震災後の福島。
窪田正孝へと配役をチェンジした主人公の古山裕一は、二度目の商業学校4年生。つまり留年したわけである。何故かというと、授業中、算盤の玉ではなくずっとオタマジャクシ=音符を書いていたから。もう音楽にずっぽしである。
いやもう、とにかく窪田くん流石、としか言いようがない。

もともと人を恨まぬ鷹揚さ。音楽が好きで好きで没頭したら周りが見えなくなる、他人から見れば浮世離れした滑稽さ(まあ、オタク、ギークといったものに近い)。すでに傾いている実家の商売に、長男なのに何もできない、やる気も起きない、やるつもりもない自分という役立たずな存在の後ろめたさ。
そんな裕一を変に深刻になることなく軽妙に演じてしまっていて、その演技スキルの安定感が良い意味でスゴい。
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