GI大阪杯のパドックをVRライブ配信、競馬場で初の試み

2020.4.5 07:00

『競馬BEAT』

(写真2枚)

無観客での競走を予定している4月5日開催の春のG1シリーズ第2弾『大阪杯(GI)』。今回、競馬場で初の試みとなる「パドック360度VRカメラライブ配信」がおこなわれる。

パドックの外側に無人で運用できる360度カメラ(Insta360pro)を設置。そのカメラがとらえた映像を、レース当日14時30分から15時30分の間、番組公式YouTubeチャンネル『はみだし競馬BEAT』でライブ配信される。

スマートフォンのYouTubeアプリを使ってライブ配信を見ると、パドックの様子を自分の見たい角度から見ることができ、さらにイヤホンをつければ蹄の音や馬の鳴き声までクリアに聞こえるという。お茶の間にいながら、まるでパドックの特等席にいるような臨場感を味わうことができるライブ配信となる。

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、JRA中央競馬は2月29日以降の中央競馬開催について無観客で競走を実施しており、今回の『大阪杯(GI)』においても同様の措置がとられる。

この企画を担当する『競馬BEAT』(カンテレ)の片山健太プロデューサーは、「無人で運用できるこのカメラを利用して『競馬場に行きたいけど行けない』競馬ファンに少しでも競馬場の臨場感を感じていただけたら」とコメント。番組は15時から16時に放送される(11Rの大阪杯は15時40分発走予定)。

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