大阪の人々を笑顔に、「あべのハルカス」の夜アート

2020.3.19 19:30

近くの大阪天王寺公園エントランスエリア「てんしば」から見たライトアート

(写真4枚)

日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で3月16日から、ホテルの空室を活用したライトアートを実施。「ホッコリした」「元気になりました」「癒やされました」とSNSで喜びの声があがっている。

企画したのは、「あべのハルカス」の高層部に位置する「大阪マリオット都ホテル」。新型コロナウイルスの影響で、宿泊者数が減少しているなか、南側・西南側に宿泊者の部屋を準備し、北側でライトアートを実現。あべのハルカス(3/16)「笑顔」(3/17)「ニコちゃんマーク」(3/18)「ハートマーク」(3/19)と毎日デザインを変更している。

「暗いニュースばかりで閉塞感すら感じるなか、少しでも明るく上を向いて笑顔になれるようにとホテルスタッフで意匠を考えました。1日でも早く、安心して生活できる日々に戻りますようという願いを込めております」と担当者は語る。

大阪の北側からであれば見ることができ、「笑顔になれました!」「粋な演出ありがとうございます」と公式twitterに感謝を述べたり、なかには北摂方面からカメラで撮影してアップする人も。19日以降は、24〜27・30・31日におこなう予定で、デザインはお楽しみとのこと(24・25・30日は南側、26・27・31日は北側)。

現在は、同ホテルではブッフェ料理の提供を当面の間中止しているが、ラウンジでのアフタヌーンティーやレストランは営業。同ビル内の展望台「ハルカス300」、「あべのハルカス美術館」は休館中となっている。

「大阪マリオット都ホテル」

住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
電話:06-6628-6111

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