関西初の「シルバニアパーク」が、「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」（堺市南区）内に３月２０日にオープン。「シルバニア村」の世界観を、リアルサイズで再現している。

今年で３５周年を迎える「シルバニアファミリー」は、そのかわいらしさから子どもから大人まで人気を集める「エポック社」（本社：東京都台東区）のおもちゃ。「自然・家族・愛」をテーマとし、「人と自然のふれあいを通して笑顔を提供するがテーマの当園と目指すところが同じであることから実現しました」と担当者は説明する。

今回は約３５万平米ある敷地のうち、約４５００平米が同パークに。ドールハウス「赤い屋根の大きなお家」や、４月に新発売される｢お城のゆめいろゆうえんち｣などが、大人も入れるサイズとなっている。なかに入ると、家具や雑貨が配置されて、まさに彼女たち家族のおうちに訪れたかのよう。一緒に座ったり、並んで写真を撮りたくなること必至だ。

さらにシルバニアファミリーのなかまの気分を味わえるように、今回のパークの主役となる「ショコラウサギの女の子」と同じ赤い水玉模様のワンピースを貸し出し（有料１着５００円、先着１０名まで無料）。場内を巡って楽しむクイズラリー、ボールプールやすべり台、ショコラウサギとの撮影会が毎日おこなわれるなど、遊びも充実している。

また、懐かしのブラウンウサギファミリーも展示される「シルバニアファミリー歴史館」など、かつての思い出に浸れるスポットもあり、大人も楽しむことができる。

さらに同施設には、シルバニアファミリーの家や人形で自由に無料で遊べる「あそびのお部屋」と、商品が勢揃いする「森のマーケット」などもある。「ハーベストの丘」の入園料大人１０００円、４歳〜小学生６００円に加え、同パークの入場料６００円が必要。最寄り駅の泉北高速鉄道・泉ヶ丘駅からバスで２０分。