食べ残しを持って帰る、大阪で食品ロス対策の実験

2020.2.9 10:00

持ち帰り用の容器に貼られる案内イメージ。アンケート特典は店舗によって異なる

(写真3枚)

飲食店で食べ残さない、また、残った食品を持ち帰りやすくするために大阪府が、「飲食店の食品ロスモデル実証実験」を実施。2月12日から25日まで府内6店舗でおこなわれる。

「食品ロス」とは本来食べられるのに捨てられてしまう、いわゆる食べ残し。日本の食品ロス量は2016年度で年間約621万トン、ひとり当たり51kg発生している。

府の調査によると外食での食べ残しが多く、約66%の人が経験あり、宴会では約92%の人が残すことがあると回答。

その要因として、食べきれる小盛メニューが知られていなかったり、持ち帰りは店側が食品衛生を懸念、また客も持ち帰りを伝えにくいことなどがあげられた。

この対策として府では、飲食店と消費者双方がスムーズに「食べきり・持ち帰り」ができる環境づくりに向け、今回の実証実験を実施。

府の担当者は、「食べきれる量を注文することが大前提。そして、どうしても食べきれなかった場合、自己責任という認識の元、適正な持ち帰りをしていただきたい。お店と消費者が、安心して持って帰られる関係性をつくってほしい」と期待を寄せている。

期間中、各店舗ではポップやポスターなどを設置。お持ち帰り専用の箱やカードを用意して「食べきり・持ち帰り」を推進していくという。

店舗は、「雁飯店 茨木本店」「大阪産(もん)料理 空」「千房 高槻阪急支店 」「鳥貴族 吹田店」「鳥貴族 豊中店」「鉄板鍋料理 元(はじめ)」の6店。持ち帰り数の変化や満足度、飲食店側の課題などを検証する。

取材・文/岡田由佳子

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