ＡＩを題材に描いたサスペンス映画『ＡＩ崩壊』の舞台挨拶が５日、大阪市内でおこなわれ、主演の大沢たかお、岩田剛典、入江悠監督が登壇した。

２人は今作が初共演だったそうで、岩田は大沢について、「撮影前はクールな印象だったんですけど、気さくにスタッフさんにもキャストにも接してくださって。先日もお食事会を開いてくださって、いろんな話に花が咲きました」とコメント。

一方で大沢は、「パフォーマーとしては日本に知らない人はいないし、本当に人気者でどんな女性もハートマークになる。でも撮影現場では冷徹な役になりきっていて、しゃべる隙がないくらい緊迫してる姿を見ていて。俳優としてオーラがあるし、自分もそこに刺激を受けました」と、岩田を絶賛。

続けて、「撮影が終わってからやっとゆっくり喋れるようになって、（岩田が所属する）三代目（Ｊ ＳＯＵＬ ＢＲＯＴＨＥＲＳ）の次のオーディションはいつなのか、年齢制限はどうなのかを、今聞いてるところです（笑）。次のタイミングで一度受けてみたい」と話すと、岩田は「ＨＩＲＯさんに相談してみます（笑）」と答え、笑いに包まれた。

大沢演じるＡＩ開発者にして天才科学者の桐生浩介を主人公に、ＡＩの暴走が日本中を巻き込む大惨事へ発展するさまを緊張感たっぷりに描いた本作。岩田は、テロリストとみなされ全国を逃亡する桐生を追い詰める、警察庁理事官の桜庭を演じた。