大阪でイタリアのチョコ祭、量り売りも

2020.1.31 19:35

チョコレートを量り売りするのは「ビー ウェル」と「ドルチェ ヴィータ」。味見も一部可能

(写真9枚)

イタリアのチョコレートの祭典『ユーロチョコレート』が、「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で開催。日本未入荷の商品などを目当てに、チョコレートファンが集った。

開催地のペルージャや、イタリア全土の小さな工房から有名企業までのチョコレートが集結し、約80万人も動員する人気イベントが、日本で開催されるのは2回目。現地では定番の量り売りも50g(1g12円)から実施され、普段は日本で発売されていないイタリアのチョコレートがそろう。

シチリア島の名産品を使ったチョコレートが並ぶコーナーも
シチリア島の名産品を使ったチョコレートが並ぶコーナーも

同イベントを担当し、イタリア郷土料理研究家でチョコレートアドバイザーでもある齋藤奈津子さんは、「イタリアはスローフード発祥の国でもあり、ビオにも意識が高い。レモン、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ザクロなどは自国で収穫した食材を使っているのがチョコレートの特徴です」と、イタリアのチョコレートについての魅力を説明する。

今回のイチ押しは、独自の文化を育むシチリア島のチョコレートだそうで、「古代アステカ帝国から伝わる伝統的な製法で作る塩、レモンやオリーブなどが有名。小さな島なので、普段は輸入されていないチョコのブランド『チョモド』『ナクレ』『ドン・プリージ』が楽しめます」と話す。

初日の1月30日に仕事帰りに訪れた奈良市の20代女性は、「母親がスミレ入りのチョコレートを食べてみたいというので買いに来ました。会場を見ていたら量り売りのチョコが気になって100gずつ2種類買ってみました」と、じっくりと買いものを楽しんでいた。

エスプレッソが効いて、後味スッキリのクリーミーホットチョコレート
エスプレッソが効いて、後味スッキリのクリーミーホットチョコレート

会場では、高級ブランド「グッチ」の元デザイナーがパッケージをデザインする「スタイナー」や、ヘーゼルナッツを使ったチョコで有名な「ボエッラ&ソッリージ」のほか、エスプレッソ入りの「クリーミーホットチョコレート」(750円)、や「チョコレートミルソフトクリーム」(550円)などのテイクアウトメニューもラインアップ(料金は全て税別)。期間は2月14日まで。

『ユーロチョコレート in Osaka 2020』

期間:2020年1月30日(木)~2月14日(水)
時間:10:00~20:00(2/5と2/14は〜19:00)
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4F 第2催会場(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
料金:入場無料
電話:06-6624-1111

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