２１日に開幕した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）の人気イベント『名探偵コナン・ワールド』で、今年は史上最多の４つのアトラクションが登場。それに先駆けて２０日、同アニメで工藤新一を演じる声優・山口勝平が新アトラクションを体験し、感想を話した。

４月に公開予定の劇場版最新作『名探偵コナン　緋色の弾丸』と連動した内容となっている同イベント。リアル脱出ゲーム『名探偵コナン・ザ・エスケープ〜緋色の弾道〜』では、劇場版最新作の前日譚を描いたオリジナルストーリーがライブパフォーマンスで展開され、キャラクターたちと一緒に謎を解き、制限時間内での脱出を目指すというものだ。

『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ』でウソップ役も務める山口は、２０１９年夏の映画公開イベントなど同パークに毎年訪れているそうだが、『名探偵コナン』のコンテンツで遊ぶのは意外にも初めてだとか。

脱出ゲームの感想を聞かれると、「（キャストが）みんなすっごい似てたし、声優さんのしゃべり方も意識してくださっていて。アニメからキャラが飛び出してきたみたいだった」と、毛利小五郎や蘭、赤井秀一ら登場するリアルキャストのクオリティの高さに感動したと明かした。

また、無事に脱出できたか聞かれると、「コナンくんがサポートしてくれて、あともう一息のところだったんですけどね（笑）。家族や友だち同士、男女などいろんな組み合わせで楽しめるアトラクションだと思います。映画が公開されるまで、ここで期待を膨らませていただきたい」と、映画とともにアピールした。『名探偵コナン・ワールド』の期間は６月２８日まで。

取材・写真／野村真帆