ゴッホが名画家になった理由を展覧会で解明

フィンセント・ファン・ゴッホ《麦畑》 1888年6月 油彩・カンヴァス 50×61cm P.&N.デ・ブール財団 ©P.&N. de Boer Foundation
『ひまわり』などの名作で知られるポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)。彼の作品約50点と、ハーグ派、フランス印象派の作品を堪能できる展覧会が、「兵庫県立美術館」(神戸市中央区)で1月25日からおこなわれる。
ゴッホは27歳のときに画家を志す。その際に影響を受けたのが「ハーグ派」と呼ばれるオランダの画家たちだ。ハーグ派は対象を正確に写し取ることよりも、示唆に富んだ筆致を重視した。ゴッホはまず、細部よりも印象を重視する手法を身に着けたのだ。その後パリに出た彼は、フランス印象派と出会う。印象派の鮮やかな色遣いの虜になった彼は、色の表現力を学び、実践するようになった。

我々が知るゴッホの名作の多くは、晩年のアルル時代に描かれたものだ。しかし、画業の初期から中期にこの2派と出会わなければ、彼の作風は全く違うものになっていただろう。ドラマチックな生涯もなかったかもしれない。
このように本展は、ゴッホがゴッホになる過程をテーマにしているのが特徴だ。そして彼に影響を与えた同時代の画家たちの作品が同席することにより、展覧会は一層の深みと広がりをもって我々に迫る。熱心なファンをも唸らせる、斬新な切り口と言えるだろう。料金は一般1700円、会期は3月29日まで。
文/小吹隆文(美術ライター)
『ゴッホ展』
期間:2020年1月25日(土)~3月29日(日)※月曜休(2/24開館、2/25休館)
時間:10:00~18:00(金土曜~20:00)※入場は閉館30分前まで
会場:兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)
料金:一般1700円、大学生1300円、70歳以上850円(要証明)、高校生以下無料
電話:078-262-0901
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
NEW 18時間前 -
大阪ビアガーデン2026年版、注目の食べ飲み放題をピックアップ
NEW 19時間前 -
大阪・関西ランチビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 20時間前 -
新幹線&ドクターイエローが人気ドーナツとコラボ!?[PR]
NEW 23時間前 -
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
NEW 2026.7.27 15:00 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2026.7.27 11:00 -
大阪のナイトプール5選【2026年】
2026.7.24 11:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2026年最新版
2026.7.23 11:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.7.23 11:00 -
思い立ったら!神戸の駅近リゾートで夏の思い出づくり[PR]
2026.7.22 19:40 -
夏の新潟、市場ハシゴで海鮮三昧、魅惑の日本酒三昧[PR]
2026.7.16 12:00 -
この夏は特急「しおかぜ」に乗って、おトクに四国旅[PR]
2026.7.16 09:00 -
行列店のパン飲みセットが1100円!?お得ワザ[PR]
2026.7.9 11:30 -
「仕事もお金もなくても…」マンゲキで過ごした日々[PR]
2026.7.8 17:00 -
夏は大阪から熊本へ!絶対食べたい人気グルメ&体験3選[㏚]
2026.7.3 12:00 -
大阪難波で高級フルーツてんこ盛りアフタヌーンティー[㏚]
2026.7.1 12:00 -
京町らんまん川歩き、OMOろい旅 in 京都・三条[PR]
2026.7.1 09:00 -
「スターが勝手に生まれる場所」卒業芸人とマンゲキ[PR]
2026.6.30 20:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2026年下半期の運勢は?
2026.6.29 06:00 -
京都アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.6.19 13:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2026年最新版
2026.6.5 13:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア









人気記事ランキング




写真ランキング








ピックアップ






エルマガジン社の本

