百貨店に大人グッズ、人気で常設店に

2019.11.6 21:30

和モダンをテーマとした常設店のイメージ。パーテーションによって区切られ、人目を気にせず買い物が可能

(写真4枚)

「女性らしくを、新しく。」をコンセプトにしたアダルトグッズメーカー・ＴＥＮＧＡの女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「ｉｒｏｈａ」。２０１８年には「大丸梅田店」（大阪市北区）に計３回、期間限定のポップアップショップとして登場し話題となったが、その常設店が１１月２２日にオープンする。

２０１８年８月の初出店では「百貨店にアダルトグッズ」という前例のない試みに注目が集まり、１３日間で１５００人以上が来店し、売上は目標の３倍となる約４００万円を達成。その盛況から２回目、３回目の出店でも、２０〜８０代という幅広い層の女性やカップルが多数来場し、なかでも来店した女性の約半数が４０代以上と百貨店だからこその光景が見られた。

【写真】過去開催のポップアップショップの様子

ｉｒｏｈａ広報担当の西野芙美さんは、「『何のお店？』とお買い物の合間に立ち寄ってくださって、『セルフプレジャーアイテムのお店です』と説明をしてもびっくりせず、みなさん興味を持ってくださるんです。さすが大阪だな、ありがたいなと思いました」と、驚いたという。

今回、「大丸梅田店」（大阪市北区）が女性向けの新フロア「ｍｉｃｈｉｋａｋｅ（ミチカケ）」を開設するにあたり、「女性の体のリズムに寄り添う」というコンセプトのひとつとして、女性のセルフケアアイテムを揃える「ｉｒｏｈａ」の常設店が出店することとなった。「ｉｒｏｈａｓｔｉｃｋ」（１２００円＋税）など同ブランド製品のフルラインアップのほか、ボディケア用品などセルフケアに関するアイテムも揃う。