タレント、シンガーソングライター、俳優、声優･･･と多岐にわたって活躍しながら、プライベートでは多彩な趣味をもつ男・所ジョージ。彼がなぜ人々に愛され続けるのか。『情熱大陸』（ＭＢＳ）のカメラが密着する。

ここ数年、テレビの長寿番組が立て続けに終了していくなか、所が出演する番組は、放送開始から２０年を超えるものが３つもある。現在レギュラー番組は９本。デビューから４２年、テレビの第一線で走り続けており、６４歳になった今も、その勢いは止まらない。

所は月曜から金曜まで、毎日テレビ局で収録をおこなっている。自分で車を運転し収録に向かうが、
事前に台本を入念に読み込むことも、スタッフとしっかりと打ち合わせを行うこともない。所いわく「テレビ局はリラックス（して臨む場所）」。

その理由は、スタジオが和やかに進行することでお茶の間にもその空気が伝わると考えているからだ。所は常に、カメラの前のお茶の間を意識しているという。

テレビの収録のない土日は、自身のやりたいことをとことんやれる日。朝早くから畑を耕し、歌を作り、自分の様々なアイデアを形にしていく。所はテレビのカメラに映らない、こういった日常をいかに楽しんで過ごすかを大切にしている。「楽しい生活があってこそ、楽しい芸能ができる」これが所の信条だ。

そんな所が日々の生活で１番大事にしているものがある。それは、家族との夕飯の時間だ。３６５日のうち、３６０日は自宅で夕飯をとるという。所が愛する夕飯の時間とは、いったいどんな瞬間なのか。

番組では、所の事務所兼秘密基地である通称「世田谷ベース」での創作活動から、日々の収録現場、さらには移動、休日にも密着。この模様は１０月２７日・２３時１５分から放送される。