玉城ティナ、問題児役「躊躇なくできた」

2019.9.13 22:00

強烈キャラを演じた玉城ティナ(13日・大阪市内)

(写真2枚)

押見修造氏の衝撃作を実写映画化した『惡の華』の舞台挨拶が13日、大阪市内でおこなわれ、主演の伊藤健太郎、ヒロイン役の玉城ティナが登壇した。

内向的な文学少年・春日高男(伊藤)が、憧れの女子・佐伯奈々子の体操着を盗むところを、クラスの問題児・仲村佐和(玉城)に目撃されたことをきっかけに、2人の女子に翻弄されていくさまを描いた本作。

何者ともなじまない異質な存在である仲村を演じた玉城は、「仲村佐和という強烈なキャラを演じるにあたって、ビジュアルをできるだけ寄せたかったので髪も切って、アニメっぽくなりすぎないくらいに赤く染めて。声のトーンや姿勢、目線などひとつひとつ細かくアプローチできればと、かなり気をつけてましたね」と、原作に近づけたことを明かした。

映画『惡の華』の舞台挨拶に登場した伊藤健太郎(左)、玉城ティナ(13日・大阪市内)

また、「元々原作を高校生のときに読んでたんですけど、実写化で携わるんだったら仲村さんがやりたかったので、願ったりかなったりでした。セリフも強烈なものがありますが、ピュアだからこそああいうアウトプットの仕方しかできないのかなと思ってたので、躊躇なくやれましたね」と振りかえった。映画は9月27日に公開される。

映画『惡の華』

2019年9月27日(金)公開
監督:井口昇
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ
配給:ファントム・フィルム

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