陽気なメキシコ楽団、市役所を表敬訪問

2019.9.13 17:00

経済戦略局立地交流推部の和田彩部長(左から2番目)に記念品を渡す「マリアッチ・アガベ」のカルロス・アルベルト・エスピノーサ・ベラさんと楽団員(13日・大阪市内)

(写真2枚)

メキシコを代表する楽団「マリアッチ・アガベ」が13日、「大阪市役所」(大阪市北区)を表敬訪問。正面玄関ホールで演奏会もおこなわれ、多くの人が陽気なメキシコ音楽を楽しんだ。

メキシコでは祭りや記念日の音楽として親しまれ、2011年にユネスコの無形文化遺産に登録された楽団様式「マリアッチ」。メキシコには多くのマリアッチが存在するが、今回表敬訪問した「マリアッチ・アガベ」は1989年から30年連続で来日しており、もっとも日本への来日数が多い楽団になる。

表敬訪問に訪れた同楽団のカルロス・アルベルト・エスピノーサ・ベラさんは、「大阪には3年ぶりに訪れるが、メキシコの気風によく似ている。我々を気に入ってくれているのが分かるから、また、大阪に来ようと思う。アリガトウゴザイマス」と笑顔で挨拶。

大きな帽子「ソンブレロ」をかぶってメキシコ音楽を演奏する「マリアッジ・アガベ」(13日・大阪市役所)
大きな帽子「ソンブレロ」をかぶってメキシコ音楽を演奏する「マリアッジ・アガベ」(13日・大阪市役所)

表敬訪問後には、市役所正面玄関ホールで演奏会がおこなわれ、伝統的なメキシコ音楽にだけでなく、美空ひばりの名曲『川の流れのように』をメキシコバージョンで演奏。さらに2番目の歌詞を楽団員パブロ・アルフォンソ・ポルティージョ・イツアルティさんが日本語で歌うと、観客も一緒になって歌う場面も見られた。

同楽団は、9月13日から15日まで大阪「梅田スカイビル」1階広場(大阪市北区)で開催される西日本最大級のメキシコのお祭り『フィエスタ・メヒカナ大阪2019』にも出演する。

取材・写真/岡田由佳子

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