京都・清水寺に、衝撃の陶芸作品がずらり

重要文化財である経堂では、最大1.6メートルの巨大オブジェ群が釈迦三尊像と並び立つ
ユニークな造形センスに定評があるアーティスト・桑田卓郎の展覧会が、「清水寺」(京都市東山区)で8月25日までおこなわれている。
赤やピンク、青などの原色と金・白金(プラチナ)が強烈なインパクトを放つ造形作品が、清水寺の静謐な空間を一変させている。欧米のギャラリーやアートフェアで高い評価を受ける桑田卓郎の衝撃的な作品が見ものだ。
清水寺「成就院」の広間には、未知の生物のような極彩色のオブジェがずらり。彼の作品は、一度見たら忘れられないこの造形センスのユニークさで、工芸という範疇を超え、現代アートとしても、高い評価を受けている。

過激に見えるディテールは、どれも伝統的な陶芸の手法、すなわち土と釉薬が溶けたり割れたり盛り上がったりすることで生まれる効果を生かしている。さらに、表現の多くが、茶の湯の茶碗からヒントを得たもの。たとえば、ゴツゴツした突起は「石爆(いしはぜ)」、溶岩のような表面は「梅花皮(かいらぎ)」。いずれも茶碗の鑑賞の見どころとなる釉薬や土の表情を、大きく誇張してポップにしている。

「桃山時代に、茶碗を変形させて沓形(くつがた)茶碗ができました。僕のぐちゃっとしたオブジェも、茶碗を抽象的にすることから始まった」。独特の作品のベースには、陶芸と茶碗へのリスペクトがある。今回の展示のためにつくった青い巨大茶碗は「割高台(茶碗の底部に切れ目を入れたもの)が見どころです」と桑田。割高台というより、象の足のような迫力である。漫画『へうげもの』の主人公、歪んだ茶碗好きの古田織部がこれを見たら、目尻を下げて大喜びしたにちがいない。観覧は無料、成就院には別途拝観料(大人600円)が必要となる。
取材・文/沢田眉香子
桑田卓郎展『日々(にちにち)』
期間:2019年8月3日(土)〜8月25日(日)
時間:10:00〜17:00 ※会期中無休
会場:清水寺 経堂・成就院(京都市東山区清水1-294)
料金:無料(成就院は特別拝観料が必要、大人600円、小中生300円)
電話:075-551-1234
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
NEW 7時間前 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
NEW 8時間前 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
NEW 2026.3.2 14:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2026年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2026.3.2 14:00 -
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2026.3.2 10:00 -
飲み放題付き5000円以内!梅田で歓送迎会[PR]
NEW 2026.3.2 07:30 -
グラングリーン大阪で夜ごはんシーン別おすすめ12店[PR]
2026.2.28 10:00 -
よくその企画通ったな!?リゾナーレトマム、攻めすぎ[PR]
2026.2.28 09:00 -
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
2026.2.27 13:00 -
ここがスゴいよ日本人…レンタルファミリーに驚き[PR]
2026.2.27 08:00 -
知らんかった…宮崎県の魅力を関西人が勝手に討論![PR]
2026.2.23 20:00 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.2.20 10:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.2.18 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.2.15 11:00 -
神戸のホテルでいちごスイーツ&自家製パン食べ放題![PR]
2026.2.15 10:00 -
「奥大和」ってどこ…?奈良で絶景アウトドア4番勝負[PR]
2026.2.4 17:00 -
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2025年】
2026.2.3 12:00 -
人気!大阪でリンツチョコレートのアフタヌーンティー[PR]
2026.2.2 12:00 -
絶景なのに【穴場】…梅田・飲食フロアを網羅[PR]
2026.2.2 07:00 -
京都アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.1.21 11:00 -
関西でここでしか買えない、百貨店の手土産まとめ
2025.12.30 12:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア











人気記事ランキング




写真ランキング






ピックアップ






エルマガジン社の本

