Ｎｉｎｔｅｎｄｏ Ｓｗｉｔｃｈ用ソフト『ドラゴンクエストＸＩ 過ぎ去りし時を求めて Ｓ』の発売を記念し、７月２９日より「梅田ロフト」（大阪市北区）でグッズイベントが開催。そのトークショーがおこなわれ、声優の斎賀みつきやプロデューサーの岡本北斗氏らが登場した。

「悪魔の子」と呼ばれる主人公・勇者が、世界から追われることとなる今作で、勇者のボイス（息遣い）を務めた斎賀。作品のなかで好きなキャラクターを聞かれた斎賀は、「収録していると、すべての仲間たちが愛しくなっちゃう。みんなのひたむきな目を見てると、本当に選べない。全員大好き」と、作品への愛を語った。

さらに、ほかのキャラクターの声が全部入ったあとに、主人公の息遣いだけをあてていく収録の仕方だったといい、「ウッ、とか息遣いだけで、２０〜３０パターン録りました。頭から順番にシーンを追いながら、映像すべてに合った息遣いをつけていった」と明かすと、集まったファンからは驚きの声があがった。

最後に斎賀は、「勇者としてこの物語を一緒に歩ませていただけたというのが、往年のドラクエファンの１人としては、なんて奇跡なんだと思う。勇者のみなさんと、これからも作品を盛り上げていきたいです」と呼びかけた。ロフトオリジナルの黄色い「レモンスライム」アイテムなどが登場するグッズイベントは、８月２０日まで開催される。