雨上がり決死隊の宮迫らによる闇営業に端を発した、「吉本興業」（本社：大阪市中央区）の一連の騒動。それについて、所属芸人である笑い飯・哲夫が２５日、大阪市内でおこなわれた『なにわ淀川花火大会生中継』（テレビ大阪）の会見で自身の思いを語った。

「論点が二転三転してる。人間よ、もっと問題点を分析して判断せよ、って感じですね」と前置きしつつ、所属する芸人たちのコメントひとつひとつが大きく報道されている現状に、「記者さんは、もっと（吉本の）社員さんに話聞いてあげてほしい」と語った哲夫。

「吉本の社員さんと話をしてると、ぜんぜん給料があがらへんって聞く」と、芸人だけでない社員側の「ギャラ問題」に触れつつ、「社員が上と話ができるような会社にして、僕らについてくれてる末端の社員さんがいい仕事できるように」とコメント。芸人だけではない、社員側の窮状を「そっちが大事な問題点」だと伝えた。

哲夫は、大阪の夏の風物詩のひとつ『なにわ淀川花火大会』の模様を生中継する同番組にゲスト出演。８月１０日・夜７時４０分からテレビ大阪で放送される。