ABCお笑いGP、二刀流で制し優勝

2019.7.22 21:30

令和初のチャンピオンに輝いたエンペラー(左から安井、にしやま/21日)

(写真2枚)

7月21日に開催された『第40回ABCお笑いグランプリ』(ABCテレビ)で、吉本興業所属のお笑いコンビ・エンペラー(にしやま、安井)が優勝。漫才とコントの二刀流で多彩な才能を発揮した。

歴代のグランプリ受賞者にはダウンタウン、ナインティナイン、中川家、ますだおかだ、千鳥、霜降り明星といった、今日のお笑い界を牽引する面々が名を連ねる同コンテスト。今年は全国から520組がエントリーし、勝ち上がった12組が3つのブロックに分かれ4分のネタを披露。女性に変貌する憑依漫才で高評価を得たエンペラー、ロジカルな発想と微妙な言葉遊びが秀逸だったカベポスター、超ネガティブな妄想を笑いに昇華した宮下草薙の3組がファイナルステージに進出した。

結果、ファーストステージで演じた漫才ではなく、銀行強盗と人質のコントを熱演したエンペラーが、令和初のチャンピオンに輝いた。勝因について2人は、「普段はコントはほとんどやってないんですけど、やってて自分たちが楽しい好きなネタをもってきた。同じ感じで漫才をやっても2本目はちょっと弱まるかなと思って、ガラッと変えようと。采配はズバリという感じです」と語った。

しかも今回2本ともボケを務めたにしやまだが、普段の担当はツッコミ。今回の高評価を得て、ボケとツッコミの変更はしないのかと聞かれたにしやまは、「やっていて楽しい方を選びます」と話し、安井も「いろんなパターンのネタをやっていきたい。ひとつの形にはあまり決めたくない」と、型にはまらないお笑いをやっていくことを宣言した。

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