２０１９年５月にライブツアー『吉田拓郎コンサート２０１９　〜Ｌｉｖｅ ７３ ｙｅａｒｓ〜』をスタートさせた吉田拓郎。同ツアーから愛知「センチュリーホール」公演の模様が、９月７日にＷＯＷＯＷプライムで放送される。

１９７０年にデビューし、『結婚しようよ』『旅の宿』などのヒット作を生み出した吉田拓郎。当時はまだ「反体制の音楽」というイメージが強かったフォークソングを通して、誰もが共感できるような私的な生活を歌い、「フォーク界のプリンス」といった呼び名で熱狂的に愛された。

確固たる地位を築いた吉田だったが、２００３年に肺がんを患い、２００９年には慢性気管支炎の悪化により、「生涯最後」と銘打っていた全国ツアーを中断。さらにのどのがん治療についても公表するなど、近年は病気と闘いながら活動を続けていた。そんななか、２０１９年５月から最新ツアーをスタートさせた吉田。千葉や栃木、東京など７カ所を巡り、往年のファンを喜ばせた。

同ライブツアーから、６月１９日におこなわれた愛知「センチュリーホール」公演が、９月７日（土）・夜８時からＷＯＷＯＷプライムにて放送される。さらに、最新ライブの放送に先駆けて、同ツアーのリハーサルや舞台裏に密着した特別番組が８月２４日に公開されるほか、２０１４年にアルバム『ＡＧＡＩＮ』を携えて開催した首都圏ライブの「東京国際フォーラム」公演が８月３１日に放送される。