支援高生が高齢者を救助、吉村知事も称賛
2019.7.11 15:00

踏切内で転倒した高齢女性を救出した「大阪府立むらの高等支援学校」の酒井保明さんと汐川空羽人さんを称える表彰式が10日、「大阪府庁」(大阪市中央区)で催され、吉村洋文知事が勇気ある行動を称賛した。

大阪府の吉村洋文知事(中央)と、表彰された汐川空羽人さん(前列右から2番目)、酒井保明さん(前列左から2番目)(10日・大阪府庁)画像一覧

京阪交野線「村野駅」(大阪府枚方市)近くの踏切内で、高齢女性が線路溝にキャリーバッグの車輪を挟んで転倒。遮断機が降りて、どちらの方向からも電車が迫るなか、下校途中だった酒井さんと汐川さんが現場に居合わせて救助。女性を線路外に運び出した後、電車は約50m手前で緊急停止したという。

「倒れる音がして、振りかえったらおばあさんが倒れていた。助けなきゃ! と頭で考えるより先に、体が勝手に動いていた」と話したのは酒井さんと汐川さん。2人の瞬時の判断力で高齢女性を救出し命を守ることができた。

賞状を受け取る汐川空羽人さん(左)と酒井保明さん(10日・大阪府庁)画像一覧

その救出劇を報道で知ったという吉村知事は、「普通だったら動けない。勇気ある行動を称えたい、素晴らしいと思い、一言お礼を言いたいと参加させていただいた。おふたりには社会に出ても、さまざまな場面で活躍してほしい」と称賛した。

酒井さんと汐川さんは、6月17日におこなわれた大阪府枚方警察署による感謝状贈呈式で高齢女性と再会。女性からも直接、感謝の言葉が伝えられたという。

取材・写真/岡田由佳子

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