個性的なフロア編集力、エディオンなんば

2019.6.16 13:00

南海電鉄・難波駅前にオープンした「エディオン なんば本店」

(写真12枚)

6月7日にオープンし、連日賑わいの様子を見せている家電量販店「エディオン なんば本店」。そのビルの各フロアは、電気屋にとどまらない個性的なフロア編集力を見せる。

まず、「コミュニケーションパーク」と名付けられた1Fは、他店で見かけるようにスマートフォンやアクセサリーが並ぶなか、「スターバックスコーヒー」や「観光案内所」が併設。南海電鉄・なんば駅前の交差点からだけでなく、戎橋商店街やその1本東の筋にも入り口が設けられ、駐輪場も完備している。

2Fは「デジタルパーク」としてパソコンに加えて、ロボット、ドローン、e-スポーツと注目を集めるデジタル機器がラインアップ。3Fは「ビジュアル・ミュージックパーク」の名の通り、テレビやオーディオ機器を取り扱い、高級オーディオやホームシアターも体感できる。

4Fの「ビューティー&ヘルスパーク」には理美容家電のほか、30分単位で利用できるパウダールームも
4Fの「ビューティー&ヘルスパーク」には理美容家電のほか、30分単位で利用できるパウダールームも

4F「ビューティー&ヘルスパーク」では、理美容家電に加えてコスメを販売。これらの貸出もできる女性専用パウダーブース(300円/時間)が併設され、パーティやハロウィンなどイベント時の強い味方となりそうだ。

また、いわゆる白物家電が取り揃う5F「ライフパーク」には、最新家電で調理した料理の試食コーナーが設置。メーカーによる食べ比べや料理アレンジの提案がおこなわれる。コーヒー関連も充実しており、さまざまなコーヒーメーカーをはじめ、20種以上の生豆から好みのブレンドを焙煎するコーナーも。

5Fは生活家電を中心とした「ライフパーク」。試食専用ブースが設置される
5Fは生活家電を中心とした「ライフパーク」。試食専用ブースが設置される

エアコンや照明などの6F「ホームバラエティパーク」には、DIYを得意とする「友安製作所」による多彩なインテリアグッズや随時おこなわれる体験教室も。そのほか、リフォーム展示スペースやBBQコンロなどのアウトドアグッズも取り揃う。

7Fのおもちゃフロア「キッズパーク」には、玩具のほかラジコン目線で操縦できる体験ブースやプラモデルのビルドスペースもあり、大人でも楽しめるエリア。8F「トレジャーパーク」は、脱出ゲームや手裏剣体験ができる「忍者屋敷」が楽しく、インバウンド向けフロアにとどまらない。

9Fにはご当地ラーメン9店舗が集まった「ラーメンパーク」
9Fにはご当地ラーメン9店舗が集まった「ラーメンパーク」

そして最上階9Fには、全国から9店舗が集まった「ラーメンパーク」が登場。北海道1店、東京2店、福岡1店、京都1店、大阪2店、兵庫1店、和歌山1店と各地を代表したラーメンが味わえる。

以上、家電を中心にさまざまな生活スタイルを提案する各フロア。同社の久保允誉社長が「五感で楽しんでもらう店」と説明するように、新感覚の家電量販店を体感することができるようだ。

「エディオンなんば本店」

住所:大阪市中央区難波3-2-18
時間:10:00〜21:00(7・8Fは~22:00、9Fは11:00~23:00)
電話:06-6630-6733(代表)

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