新聞紙を文字ごと写す、超絶リアル作品

《新聞と自画像 2009.1.22 ジャパンタイムズ》2009年 鉛筆・色鉛筆・水性ペン・墨・水彩/紙
写真や新聞を細密に描いた鉛筆画などで知られる吉村芳生。彼の画業を展観する展覧会が「美術館「えき」KYOTO」(京都市下京区)で5月11日からおこなわれる。
吉村は1950年山口県出身。広告代理店のデザイナーとして勤務した後、1970年代後半に美術家としてデビューした。その後、国内外の美術賞で受賞を重ね、中国地方を中心に活躍するが、地元以外では知る人ぞ知る存在だった。彼の名が全国に轟いたのは2007年。東京の「森美術館」でおこなわれた「六本木クロッシング2007」に出品した作品が大きな話題となり、57歳にして突如現代アートシーンの寵児となったのだ。6年後の2013年、惜しまれつつ早逝したが、その後も作品の評価は揺るがず、待望の回顧展が国内各地の美術館を巡回している。

本展では、初期のモノトーンの作品群、色鮮やかな花を描いた後期の作品群、生涯を通じて描き続けた自画像の3部構成で吉村の画業に迫る。1年間毎日描き続けた自画像、一文字一文字をすべて書き写した新聞紙、横幅10メートルを超える色鉛筆画など、彼の作品は超絶リアル。しかし、単なるリアルにとどまらず、ある種の執念というか、作家の生き様にまで昇華しているのが、人々の共感を呼ぶ理由だろう。ひとたび作品を生で見たら、もうその魅力から逃れることはできない。期間は6月2日まで、料金は一般900円。
文/小吹隆文(美術ライター)
『吉村芳生 超絶技巧を超えて』
期間:2019年5月11日(土)~6月2日(日)※会期中無休
時間:10:00~20:00 ※入館は19:30まで、百貨店の営業時間に準じる
会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7F)
料金:一般900円、大高生700円、中小生500円
電話:075-352-1111(大代表)
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.4.15 11:00 -
神戸アフタヌーンティー2026年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2026.4.14 11:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2026年版、ホテルで食べ放題
2026.4.10 11:00 -
大河ドラマ『豊臣兄弟!』解説コラムまとめ【毎週更新】
2026.4.10 10:00 -
華やかスイーツ!神戸のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 11:00 -
華やかスイーツ!京都のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.4.8 10:00 -
大阪ビアガーデン2026年版、注目の食べ飲み放題をピックアップ
2026.4.7 12:00 -
華やかスイーツ!大阪のいちごビュッフェまとめ・2026年版
2026.3.31 12:00 -
姫路城が3月から料金改定、子どもが無料…見どころは[PR]
2026.3.31 09:00 -
バリアフリーでおでかけしやすい、兵庫のあの街この街[PR]
2026.3.31 08:30 -
大阪から行く高知のおでかけ・グルメ2026最新版
2026.3.30 17:00 -
カツオシーズン到来!高知の漁師町・久礼と奥四万十へ[PR]
2026.3.30 08:00 -
バイキングを楽しむ方法、教えてビュッフェマスター[PR]
2026.3.25 17:00 -
大阪市港区「べんてんひろば」イベントで賑わう[PR]
2026.3.25 11:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2026.3.24 09:00 -
大阪の万博応援ひろば、イベントスペースとして復活[PR]
2026.3.23 11:30 -
Osaka Pointでおいしくたのしく大阪めぐり[PR]
2026.3.23 09:00 -
「温泉の聖地」和歌山で、マニアが勧める秘湯とは?[PR]
2026.3.20 07:30 -
かまぼこの進化形おつまみ「つまかま!」誕生に注目[PR]
2026.3.19 17:00 -
奥深すぎる「茶だんご」の世界 宇治に10店舗以上[PR]
2026.3.17 17:00 -
【お笑い芸人】インタビューまとめ【2025年】
2026.2.3 12:00


トップ
おすすめ情報投稿
Lmaga.jpとは
ニュース
まとめ
コラム
ボイス
占い
プレゼント
エリア







人気記事ランキング




写真ランキング






ピックアップ






エルマガジン社の本

