シャンソンを歌う坂東玉三郎、南座で公演

2019.2.28 06:00

2019年5月から、全国4カ所でコンサートをおこなう坂東玉三郎

(写真1枚)

女形のトップ・立女形(たておやま)として人間国宝に認定されている歌舞伎役者・5代目坂東玉三郎。そんな玉三郎の「歌手」としての顔を見ることができるコンサートが、2019年5月から全国4会場で開催される。

当代きっての女形として、確固たる地位を築いた玉三郎。さらにその才能は演技だけに留まらず、2017年に自身が敬愛する歌手・越路吹雪の追悼公演で歌を披露したことをきっかけに、2018年には歌手として彼女の追悼アルバムをリリースするなど、歌の世界に積極的にその身を置いてきた。

同公演では、彼の愛するシャンソンから日本のフォークソングまで、自ら選曲した「世界のうた」を歌うという。玉三郎は自身の歌について「意味を込めて、音にのせて『心』を伝えるということでは、うたも芝居も究極は同じだと思っております」と語り、歌舞伎役者・表現者としてのこれまでの人生を乗せた公演になることを示した。

コンサートは5月18日から、熊本県を皮切りに、全国4カ所を予定。京都公演は「南座」(京都市東山区)で、7月3日・4日の2日間開催。チケットはA席7000円、S席12000円で、3月29日の10時から電話予約とWEB販売がスタートする。

『坂東玉三郎 世界のうた』

日時:2019年7月3日(水)・4日(木)14:00〜
会場:南座(京都市東山区四条大橋東詰)
料金:S席12000円、A席7000円
電話:06-6530-0333(10:00〜18:00)

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