元宝塚・壮一帆、京フィルとセカオワ楽曲

2019.2.26 13:00

「京都は日本物で使う舞扇や、相手役へ贈るかんざしなどを買いに来ていた思い出の場所です」と明るく話す

(写真3枚)

元宝塚歌劇団雪組トップスターの壮一帆(そう・かずほ)が、『壮一帆&京フィル プレジャーコンサートin春秋座』に出演。兵庫出身で大阪育ちの壮が、京都における初コンサートに向けて、意気込みを語った。

京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏とともに、歌い手の魅力を堪能できる今シリーズは、これまで涼風真世、安蘭けい、一路真輝と元宝塚トップスターたちも出演。2014年に宝塚を退団後、幅広い舞台で活躍する壮は、「オーケストラの方の前で歌うのは久々なのでとても楽しみです。声の音域は上がっていますが、まだまだ。とにかく挑戦し続け、安全圏内でおさまることがないようにしたい」と前向きだ。

「コーナーごとにお客さまの表情が変わるのを見るのが大好きなので」と、自身のライブでもバラエティに富んだ曲構成を心掛けている壮。「『炎と森のカーニバル』(SEKAI NO OWARI)は、インパクトのあるイントロを京フィルさんが演奏されると、もっとスケールが大きくなるのではと思って、選びました」と、今回もJ-POP、ミュージカルナンバー、洋楽など多彩な選曲となった。

タイトルにある「プレジャー」を意識し、「喜びの歌、ワクワクするような前向きな曲が多いです」と壮
タイトルにある「プレジャー」を意識し、「喜びの歌、ワクワクするような前向きな曲が多いです」と壮

宝塚の曲からは『夜霧のモンマルトル』といったスタンダードや、自身のトップお披露目公演でもあった『ベルサイユのばら』から数曲歌うという。先ごろ宝塚OGが集ったイベント『ベルサイユのばら45』でも、フェルゼンの歌を熱唱。その気品、奥行きのある歌声はさらにグレードアップしていた。

「この4年で自分が経験してきたことを、フェルゼンの人物の厚みとして表現できたら・・・と歌わせていただきました」としみじみと語る壮。今回のコンサートでも新たな色を見せてくれるはずだ。公演は5月11日、「京都芸術劇場 春秋座」(京都市左京区)にて。チケットは2月27日より発売。

取材・文・写真/小野寺亜紀

『壮一帆&京フィル プレジャーコンサート in 春秋座』

日時:2019年5月11日(土)・14:30~
会場:京都芸術劇場 春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
料金:一般6500円、学生&ユース席3000円
電話:075-791-9207
チケットは、2019年2月27日(水)発売

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