松岡充の主演舞台、お蔵入りを免れる

2019.1.29 18:00

舞台『絶唱サロメ』のメインビジュアルより、池田純矢(左)、松岡充

(写真2枚)

SOPHIAやMICHAELのボーカルで、舞台、TV、映画など幅広いフィールドで活躍する松岡充。彼が主演の舞台『絶唱サロメ』が今秋、東京・大阪で上演される。

本舞台は、『海賊戦隊ゴーカイジャー』などに出演する俳優・池田純矢が2015年に立ち上げた企画『エン*ゲキ』シリーズの第4弾。「演劇とは娯楽であるべきだ」の理念で、池田が作・演出を担う王道エンタテインメントだ。本作について池田は、「勝手に企画を立て、台本を書き、劇場を押さえ、松岡さんにオファーをしました。『松岡さんが断るならこの企画はお蔵入りです』と言って(笑)」と、松岡を口説いたという。

松岡は、「音楽デビューして24年、俳優活動を始めてからでも17年。その間、様々な出会いがあり、いろんな経験をしてきたからこそ言えるんですが、池田純矢という人間の才能は、年齢やキャリアだけでははかれないものがあります」と池田を評価。「『サロメ』を、誰にでもわかる深い人間ストーリーとして描こうとしていること、そして音楽の使い方、すべて、見たことのないところに行きたいと思っていることがにじみ出ています。純矢がやろうとしていることは、ある意味パンク。面白くなるはずです」と本作への期待感を語った。

上段左より松岡充、豊原江理佳、鈴木勝吾、シルビア・グラブ、下段左より納谷健、小浦一優(芋洗坂係長)、吉田仁美、池田純矢
舞台『絶唱サロメ』の出演者。上段左より松岡充、豊原江理佳、鈴木勝吾、シルビア・グラブ、下段左より納谷健、小浦一優(芋洗坂係長)、吉田仁美、池田純矢

池田は、「松岡さんと出会って以来、どうしてもこの人を主人公に作品を描きたいと思っていました。なぜなら、歌も芝居もビジュアルも性格も、どうしようもなく人を惹き付けるパワーがあって、こんな『この世のものじゃない感』のある魅力を持った人はほかにはいないと思うから」とオファーした理由を説明した。

「これはミュージカルでも音楽劇でもありません。歌をちゃんと歌として歌う、これまでにない演劇と音楽の融合を考えています。エン*ゲキは、自分が今一番面白いと思うことを今自分ができる全力で作りたいと立ち上げた場。まさしく、今僕が思う一番がここに集約されています」と本作に懸ける想いをコメントした池田。10月上旬の東京公演を経て、大阪公演は10月下旬に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)にて。チケットは7月発売予定。

『絶唱サロメ』

日程:2019年10月下旬
会場:サンケイホールブリーゼ(大阪市北区梅田2-4-9)

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