柳楽優弥、重荷抱えた過去から今まで語る

2018.12.21 17:00

蜷川さんが芸術監督を務めた「彩の国さいたま芸術劇場」で故人を偲ぶ柳楽優弥(左)と藤田貴大

(写真4枚)

番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」し、それぞれの仕事の極意について語る対談番組『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(Eテレ)。22日放送回では、俳優・柳楽優弥と演出家・藤田貴大が対面する。

14歳にして是枝裕和監督の映画『誰も知らない』でカンヌ映画祭男優賞を受賞し、その後も映画や舞台などで活躍する柳楽。そして、劇団「マームとジプシー」を主宰し、国内の演出家から「演劇界の未来を担う」と評価される藤田。ともに演出家の蜷川幸雄から目をかけられていた若い表現者だ。

まず柳楽からの問いに、藤田は独自の演出術や俳優への接し方について解説する。藤田の演劇の特徴のひとつが、同じフレーズやシーンを繰り返す「リフレイン」という手法。音楽にヒントを得ているというこの手法から、演劇の持つ新たな可能性まで話は広がっていく。

後半は藤田が柳楽にインタビュー。来年劇場公開される映画『夜明け』について尋ね、柳楽は、若くして評価されたことで重荷を抱えた過去から、国際舞台での活躍に意欲的になっている今まで、率直に心境を語る。若手2人が野心あふれる将来を語り合う模様は、12月22日・夜10時から放送。

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