中津駅にある長屋を再生した商業施設「キタの北ナガヤ」（大阪市北区）で１１月１０日・１１日に、初のマルシェ『秋の露地庭市』が開催される。

「ごちゃ混ぜ」をコンセプトに今年６月にオープンした同施設。造形作家のアトリエ、宿、デザイン事務所、マッサージサロンなどが並ぶが、気軽に立ち寄れるのは、日替わりで出店者が変わるテイクアウト店「キタナガＫＩＴＣＨＥＮ」、お茶と器の店「和ｓｔｙｌｅ 煎-ｓｅｎ-」、ギャラリー「Ｎｉｉ Ｆｉｎｅ Ａｒｔｓ」のみ。

そこで、新たにイベントスペース「多目的レンタルスペースＳｈｉｔｅｎ」が加わること、大阪の４０以上ある長屋を一斉公開する『第８回オープンナガヤ大阪２０１８』が同日程で開催されることを受けて、長屋全体を巡れるマルシェを開催する。

主催者でもあり、長屋を管理する小野達哉さんは、「細い路地は中津の魅力のひとつでもあるので、そんな感覚を味わえるようにギュウギュウにお店が並びます」と説明。裏側の細長い庭に各日２０の店舗が出店し、それぞれのテナントでもワークショップや展示がおこなわれる。

また、施設のコンセプトに沿って内容も「ごちゃ混ぜ」を目指し、ラオス料理、漢方茶、アンティーク雑貨、チョコレート店、あんこ屋などが楽しめ、中津で人気の酒場「ｔｕｔｉｎｉ」やベーカリー「ウステトパン」も出店する。１０日は１２時〜１９時、１１日は１０時半〜１７時、詳細は公式サイトにて。