ゲーム初心者も楽しめる、大阪のVR施設

2018.9.13 20:00

『ゴジラVR』では、人差し指でボタンを連打してミサイルを撃ち、ゴジラが口を開けるタイミングで「血液凝固弾」を!

(写真7枚)

最先端のさまざまなVR(バーチャルリアリティー=仮想現実)を体験できる施設『VR ZONE OSAKA』が9月13日、大阪・梅田の商業施設「HEP FIVE」(大阪市北区)にオープン。ゴジラやドラクエをはじめ、激流川下り、廃病院からの脱出など、計15種類もの多彩なアクティビティが楽しめる。

昨年7月に東京・新宿に誕生し話題を集めた、バンダイナムコアミューズメントによる同施設。それぞれアクティビティによって装置が異なり、大空を飛行する「ハネチャリ」は足こぎグライダーに乗って、崖が切り立つ広大な雪山を猛スピードで急滑降する「スキーロデオ」はスキー板がついた体感マシンに乗って、自由に動きながらモンスターと戦う「ドラゴンクエストVR」は、広いアリーナスペースでバックパックPCを背負いながら・・・と、さまざまな最新VRが体感できるが、ボタンを押すだけ、ペダルを漕ぐだけと操作は簡単なので、ゲームが得意でなくても充分楽しめる。

会場のモニターで全アクティビティの待ち時間のチェックができる
会場のモニターで全アクティビティの待ち時間のチェックができる

なかでも注目は、日本初登場となる「ゴジラVR」と「ラピッドリバー」。東宝全面協力のもと制作された「ゴジラVR」では、参加者は攻撃ヘリ部隊の一員として「血液凝固弾」を命中させ、ゴジラの活動を停止させるというミッションが課せられる。VRを装着すると、都会の街並みと逃げ惑う国民が目の前に映し出され、ヘッドホンから聞こえてくる指令を聞きながら、ゴジラを追跡。絶望的な破壊力で視聴者を恐怖に導いた通称「内閣総辞職ビーム」が放たれるなど、映画『シン・ゴジラ』さながらの恐怖が味わえる。

4人で力を合わせて激流を下る「ラピッドリバー」では、「右の人もっと漕いで〜!」など声を掛け合って岩場への衝突などを回避し、幻の遺跡を目指す
4人で力を合わせて激流を下る「ラピッドリバー」では、「右の人もっと漕いで〜!」など声を掛け合って岩場への衝突などを回避し、幻の遺跡を目指す

施設は「HEP FIVE」の8・9階に登場し、2フロアを行ったり来たりしながら「次はどれを体験しよう?」とワイワイ楽しめる。それぞれのエリアでは、参加者がVRを頭部に装着しながら「やめて〜!」「ぎゃ〜!」など叫んでおり、その光景は端から見れば少し異様だが、VRの世界に入ってしまえばここが商業施設のなかということも忘れてしまう。屋内なので、雨の日にも重宝しそうだ。チケットは各アクティビティ1200円。

「VR ZONE OSAKA」

2018年9月13日(木)オープン
住所:大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8・9F
営業:11:00~22:30
料金:アクティビティ当日チケット各1200円、エクスプレスチケット各1000円

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