神戸の花時計、イニエスタ選手デザインに

2018.9.7 16:00

午前9時からスタートした「こうべ花時計」植え替え作業の様子(6日・神戸市内)

(写真2枚)

神戸市役所北側にあるランドマーク「こうべ花時計」(神戸市中央区)が6日、「ヴィッセル神戸」に加入したアンドレス・イニエスタ選手をモチーフにしたデザインに変更された。

「こうべ花時計」は1957年に全国で初めて設置され、今年で60周年。これまで504回もの植え替えがおこなわれてきた。今回は約3000株の苗で、イニエスタ選手への歓迎の意を込めて、背番号8番のユニフォームとサッカーボールをあしらったデザインとなった。

この日、植え替えは午前9時からおこなわれ、ひとつひとつ丁寧に植え替えられると、次第に図案通りのデザインに。現場責任者である神戸市建設局の細井さんは、「2~3日したころが植物も成長してより鮮やかになります。ぜひ、イニエスタ選手にもご覧になっていただきたいです」と笑顔を見せた。

完成したイニエスタ版「こうべ花時計」(6日・神戸市内)

このイニエスタ版「こうべ花時計」の完成に、ヴィッセル神戸の担当者は、「市役所や商店街をはじめ、神戸市のみなさまにはいろいろなご協力をいただいています。さらにこのような花時計を作っていただき、大変感謝しています」とコメントを発表。この花時計は、10月中旬まで公開される予定。また「こうべ花時計」は、市役所庁舎の建て替えに伴い、10月末の撤去が決まっている。

取材・文・写真/岡田由佳子

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