今秋、ハロウィンのスイーツブッフェ開催を予定している大阪のホテルが続出。そのなかでも「コンラッド大阪」（大阪市北区）が８月３１日にいち早くスタートを切った。

『ホーンテッドタワー（呪われた塔）』をテーマに、ホワイトチョコレートを被ったゴーストがのったブラウニー、血しぶきが飛び散ったようなケーキ、クモの卵のドーナツなど、ややグロテスクな演出を施したスイーツが並ぶ。

同ホテルの担当者は、「いいものができる自信があったので、早めに関心を集めたいという意図もありました。１０月３１日のハロウイン本番に向けて、徐々にハロウィンムードを盛り上げていければ」と、通常９月から始まるハロウィンイベントを前倒しにした理由について説明。また、ブッフェ台の頭上にコウモリでデコレーションするなど、普段以上にＳＮＳ映えを意識したそう。

同ホテルのブッフェに毎回欠かさず来場しているという大阪市内の４０代女性は「秋を先取りしてみたいと思って来ました」、また神戸市から訪れた親子はハロウィン仕様にドレスアップして訪れ「ほかのブッフェと見比べて、メニューの名前も決めてになりました。テーマ性が高いものが好きです」と、いち早くハロウィンを楽しんだ。

同イベントの開催は１０月３１日まで、金～日曜・祝日限定（１０／２２～３１は毎日開催）で、料金は４７００円。ほかにも「リーガロイヤルホテル」「ホテルニューオータニ」が９月１日から、「帝国ホテル 大阪」が９月１５日から、「セント レジス ホテル大阪」が９月１８日からスタートし、過去最多のハロウィン・スイーツブッフェが大阪で開催される。

取材・文・写真／杉田裕路子