パンダ赤ちゃん、1週間でうっすら色が

2018.8.22 08:00

出生時にはほとんど差がなかった皮膚の色が、徐々に変わっていく様子がわかる

(写真3枚)

和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんが21日、生後1週間を迎え、ようやく目の周りや耳、鼻が少し黒くなりはじめた。

生まれたときは全長15.5センチメートル、体重75グラムだったパンダの赤ちゃん。同パークでもっとも小さな誕生に、温度・湿度管理や保育器で授乳をおこなうなど、当初からスタッフによる懸命のサポートで健康状態が見守られている。

2日目には母親から自力で母乳を飲めるようになり、飲む量も徐々に増加。この日も、1回につき約5ミリリットルを1日6〜7回飲んでおり、母親の「良浜(らうひん)」も落ち着いているという。

母親「良浜(らうひん)」の胸の上で休むパンダの赤ちゃん
母親「良浜(らうひん)」の胸の上で休むパンダの赤ちゃん

また、ミルクの量が増えたのに合わせ、出生後に一時期63.9グラムまで減った体重も、21日には85.2グラムと前日から8.6グラム増加。同パークは、「成長速度は緩やかではありますが、目のまわりや耳、鼻が少し黒くなり、体の毛が濃くなるなど、少しずつ変化が見られてきました」と説明する。

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